現在、日本のほとんどの世帯に上水道が通っています。2013年の調べでは、日本の上水道普及率は97.7%です。都市部ではほぼ全ての地域で上水道が整備されているため、井戸を使用する機会どころか見かけることもめったになくなってしまいました。しかし今、井戸のある生活が見直されつつあります。特に災害時、水道は止まってしまうことがありますが、井戸があれば井戸水を確保できます。震災などの災害時に一番必要なのに手に入りにくいのが水です。これをコンスタントに確保できる井戸の存在は、災害という非日常時にあって安心できる存在でしょう。また、井戸水は地下の天然水ですので、身体によいミネラル成分が含まれているという場合もあります。井戸水が飲めるかどうかは慎重な調査が必要ですが、もし飲めるとしたら用途は広がります。井戸水は年間を通して温度が一定です。夏場、水道水はお湯のように熱くなることがありますが、井戸水はひんやりしています。昔の農家では畑で収穫したキュウリやトマトを井戸水に浸して冷やしていました。井戸水が飲料に適していれば、こんなこともできてしまいます。
水道インフラが進んでいる日本では、なかなか井戸水を生活に活用しているご家庭は少ないです。しかし井戸があると生活の幅が広がります。もし井戸工事にご興味がおありならぜひ当サイトをご利用ください。