日本の貴重な資源のひとつである「水」。日本には良質な地下水脈が豊富にあると言われ、国外企業がそれを目当てに山林等を購入するという事例もよく聞きます。水道普及以前は日本のあちこちで井戸を見かけ、多くの人が井戸によって地下水の恩恵を受けていましたが、近年では井戸を見る機会も減ってきました。しかし、地下水、そして井戸は今でも多くのメリットを持っています。
最もうれしいポイントはそのコストの低さにあるでしょう。もちろんまずは井戸を掘らなければならないため、さく井工事にある程度の費用はかかります。しかし、その後は電動ポンプの微々たる電気代を除けば、地下水をどれだけ使おうと使用料はかからず、低コストで運用することができます。また、年間を通して水温がほぼ一定な点も、家事をする人にとっては助かるでしょう。さらに、近年日本全国各地で心配する声が高まっている震災時にも井戸は大活躍します。地震の発生によって水道が止まってしまうこともあるかもしれませんが、その時も手動ポンプを備え付けた井戸なら水を汲み上げて使うことができます。
井戸工事(さく井工事)は調査や届け出なども必要なので、自力で行うのはなかなか大変です。井戸が少なくなってきたとは言っても、今でも井戸工事の業者は全国各地に存在します。井戸工事をお考えの際は、ぜひ井戸掘り110番にご相談ください。