いざという時、生命維持のために重要なものの一つと言えば「水」ですね。この四半世紀の間に震災がいくつも日本列島を襲い、大変多くの方が被災されました。その時にも不足して困ったと言われているのがやはり「水」なのです。日本は非常に水道整備が進んだ国で、家庭は勿論、公園などでも蛇口を開ければすぐに水を得ることが出来ます。ですから公共の井戸水源のようなものはなく、非常時に水道管が断裂してしまうと途端に水に困ることになってしまうのです。加えて、ライフラインと呼ばれている電気・ガス・水道の3つの中で復旧が最も遅いのが水道。生命維持の要となる水がなかなか手に入らないということは、改めて考えると非常に怖いことと言えます。そこでお勧めしたいのが「井戸掘り」です。水道が整備された今日はその存在を忘れてしまっていますが、昔は井戸水を飲んでいたという方も少なくはありません。勿論地下に水源があるというのが大前提にはなりますが、大抵の場所で、3畳ほどのスペースがあれば井戸掘りは可能とも言われています。実は近年、こうした非常時の時の水源確保に井戸を作っておこうという方が増えており、当サイト「井戸掘り110番」にも多くのお問合せが寄せられています。是非この機会に井戸掘りについて、ご家族で検討してみるのも良いかもしれません。