高台の上で井戸が掘れるかどうか気になる方もいらっしゃるかもしれません。通常、井戸は地下水の層に近ければ近いほど掘り当てやすく、つまり地盤の高さが低い場所のほうが井戸を作りやすいそうですが、実は高い台でも井戸を利用される例はあるようです。
例えば東京都の西部、武蔵野台地のあたりでは古くは「まいまいず井戸」という、地表面から深い場所にある地下水を採取するための井戸が掘られていました。
高台の井戸の一番のネックは、地下水面が地表面と離れている点にもあると言われています。
その分井戸は長く深く掘らなければいけませんし、実際に水が出るかは実際に掘ってみないと分からない点もあるようです。地下水も地表の水と同じように高いところから低いところへと移動していくので、水量自体も少ない場合もあるようです。
しかし、地下水まで井戸が貫通できれば、ポンプで最終的に水を汲み出すことが出来る場合があるので、高台でも井戸を利用する例はあり、意外と可能性がゼロ、というわけでは無いようです。
また、一般的な家庭用の井戸のように、使用水量が少なければ、元々の水量が少ない点もクリアできる場合があります。
もし、高台での井戸掘りをご希望であれば、当サイト相談窓口まで、いつでもご相談ください。