日本では、新築物件を建てたり、木々を伐採したりする際にお祓いをする事があります。日本には「八百万の神」が存在すると言われるように、ありとあらゆるものに神様が宿っていると考えられてきました。その考え方は現代も息づいており、そのため、時にはお祓いが必要になるのです。
実は、井戸工事でも施工前にお祓いをする事があります。なぜなら、土地にも井戸にも神様が宿っていると考えられているからです。
井戸を掘る前には、まず地鎮祭を行ないます。地鎮祭とはその土地の神様に土地の利用の許しを請うことで、井戸掘り以外の土木工事でも行われます。そうして、工事が無事に終わることを祈ります。
また、井戸が不要になり、埋戻しする際にもお祓いを行います。井戸には水の神様や井戸の霊も宿っていると言われており、お祓いをせずに埋め戻しをするということは、その神様や霊も埋めてしまうという事になってしまうのです。そのため事前にお祓いし、ゴミや水質の汚染を防ぎながら埋め戻しをするのです。
井戸工事は滅多に行うことがないと思われますので、お祓いをするということをご存じない方も多いでしょう。しかし井戸工事のプロにご依頼いただければ、お祓いについても皆様に代わって行います。安心しておまかせください。