井戸水を農業用水や、お庭への水撒きで使用されるのであれば問題はありませんが、例えば飲料水として使う場合、体の中に入るものですので安全性が気になる方は多いようです。
特に、細菌類や地中の重金属などで汚染されたものを飲んでしまうと中毒症状を起こしてしまうことも考えられます。
そこで、井戸を掘った後、その水を専門の機関で検査してもらい、そこで問題がなければ飲料水として使用するのがおすすめです。
井戸水として飲料水に適していると言われるみずには、いくつか条件があります。
・見た目はほぼ無色透明
・においに異常が無いこと
・酸性、アルカリ性のいずれかに傾きすぎていない
・銅、鉄、フェノールなどの有毒物質が許容量を超えて含まれない
・シアンや水銀などの有毒物質が含まれていない
・病原性の生物に汚染されていない、もしくは病原生物の汚染を疑わせるような物質などが含まれていない
これらを満たしていると、安心して飲める場合があるようですが、結果は詳細な検査をした上で、判断してもらうのが安全です。最後に一例として、どんな項目を検査するかご紹介します。
・一般細菌
・大腸菌
・ph値
・臭気
・色度
・濁度
・鉄やその化合物
・亜硝酸態窒素
・塩化物イオン
・有機物