元々井戸は井の入り口の事を「井戸」と呼ぶ様になったのがキッカケですが、皆さんは井戸にどんなイメージを持っていますか?今現在、普段から井戸を利用している方は減ってきていると思いますが、神社等で見た事がある方も見えるでしょう。昔から人々は川や池や湧き水等、水がある所に住居を構えて村や町をつくってきました。水が乏しい時には雨水を溜めたり、井戸を掘って水を溜めたりして水源を確保してきました。井戸は生活に必要不可欠な存在だったと言えます。そんな井戸ですが、いつから存在しているか気になりませんか?ここでは日本で一番古い井戸についてお話ししていきましょう。
日本最古の井戸がある神社は島根県出雲市にある「御井神社」で、斐川インターから近く、小山にある安産祈願の神社として知られています。御井神社は古事記等日本最古の史書十三の文献に記された由緒正しき神社です。安産の水神の祖であると言う歴史は、記紀に記された故事による物です。ここでは生井安産と子育ても水神と、福井母子の幸せを司る水神、綱長井母子の寿命を司る水神の三つの最古の井戸があり、今でも清水が沸いています。パワースポットとして遠方から参拝に来る方も見えますが、地元では、お産の神様としてお礼参りや七五三や子どもも成長を祈って参拝される方が多い神社です。
この様に古い良き井戸は現在も清水を沸かせて人々の暮らしや祈りの支えとなっているのです。
自宅でも井戸が掘れないだろうかと井戸工事でお悩みの方が見えたら当サイトを活用して頂ければ幸いです。