カルキという言葉をご存じでしょうか?水に関することで、耳にすることがあるのではないかと思います。水道水には、消毒のためにカルキが含まれていると言われています。カルキは水道水にはなくてはならないものかもしれませんが、ときには人に悪影響を及ぼす可能性もあるので注意しましょう。そこで今回は、カルキのデメリットについてご紹介します。
カルキとは、簡単に説明すると塩化石灰だと言われています。塩化石灰は、消石灰に塩素を吸収させたもので、水に溶けると次亜塩素酸イオンに変わるとされています。次亜塩素酸イオンは、殺菌・消毒の効果があるそうです。次亜塩素酸イオンから発生する塩素が原因で、カルキの独特の臭いが生まれると言われております。
カルキの問題で皆さんが一番気になるのは、カルキは人体に影響があるのかということではないでしょうか。結論から言いますと、カルキを含む水道水を飲んでも健康面で影響はないと言われています。ですが、塩素は人間にとって有害なものだと言われています。安全性を考えると、カルキは取らない方がよいのかもしれませんね。
カルキのない水の例として、井戸水があります。井戸水は、良質な軟水が多く、臭いの心配もほとんどない場合が多いです。この機会に、井戸水の使用を検討してみませんか。ご検討の際は、井戸掘りに関するプロに相談がおすすめです。