同じ地域で井戸掘りをしても、水質には違いがあります。偶然、そのまま飲める水が出てくるようになれば、それに越したことはありません。しかし、飲めないような井戸水が出てきた場合は、どうなるのでしょうか。井戸掘りには初期工事の費用が必要となりますので、「無駄になってしまう」と考える方もいらっしゃるかと思います。そのため、今回は井戸水に関する活用方法や、節約効果などをご紹介させて頂きます。
【井戸水の使い道は?】
まず、保健所にて品質検査を受け、合格するような水が出てきた場合は、飲料水として使うことができます。そのため、生活する上では非常に便利な状況となるでしょう。しかしその反対に、飲料水としては使えないような水が出てきた場合はどうするのか。その場合は、屋外の掃除や洗車、家庭菜園などに使うことができます。また、水質にもよりますが、例え飲めなくても洗濯機の水として使用することは可能かもしれません。そのため、飲めない水であっても用途を見極めることによって、節水効果に期待が持てるようになります。
【節水効果は?】
一般家庭はもちろんの事、業務用としても水を使うことはあるかと思います。仕事であれば、毎月多くの水道代を支払わなければいけない可能性もありますので、節水に関しては業務用の方が効果は高いと言えます。そして気になるのは、どれほど水道代を浮かせることができるのか。とある病院では、年間で約60%もの水道代削減に成功した例があります。このような例はたくさんあり、年間で1千万円を超えるほど効果が得られることもあるのです。また、災害時にも役立ちますので、井戸工事のメリットは非常に多いと言えるでしょう。